監査法人・篤姫・インドの衝撃 そして内省

外国出張のため,しばらく更新をお休みしていました.


さて,帰国後,録画していた「監査法人」と「篤姫」を堪能し「インドの衝撃」を見ました.
監査法人」のラストは,なかなか良いまとめだったと思います.
厳しくするだけでなく,それが誰かのためでなければならない.
このストーリーのあちこちで,厳格監査を遂行する公認会計士が何のために厳格監査をするのか
ということを何度も問うシーンがあった.
自分の仕事についても,同じ事が言えるような気がしました.
そういう意味で,良いドラマであったと思います.
今後も,このような硬派なドラマをNHKに制作していただきたいと思いました.


さて,数年前にNHK特集で始まった「インドの衝撃」ですが,これらは極めて重要だと思います.
1日10時間は勉強をするインド人.
ソフトウェア部門など,もうすでに日本が追いつかれている部分があると思うが,
ますますインドは驚異になるでしょう.
親会社であるインド人経営陣と業績についてチェックする日本経営陣のシーンが象徴的であった.
インド人経営陣のするどいチェックに,少し笑いながら対応する日本経営陣のある経営陣の一人.
この日本人の対応は自分なのではないかと思えた.


監査法人」も「インドの衝撃」も,単に視聴者として番組を見るというよりも,
自身の経験が現実とだぶらせて番組をみていました.
それが内省につながり,自身の今後の向上に結びつけたいと思う.


なお,2007年1月に放映された「インドの衝撃」を見たい方はこちら
また,書籍はこちら.

インドの衝撃

インドの衝撃